高須賀 宣たかすかとおる
最終更新:2015-06-05
LUNARR,Inc
President&CEO - 1966年 / 愛媛県出身
1966年、愛媛県生まれ。幼稚園の頃に、早くも軽い停学勧告を受けるほど、やんちゃなガキ大将。中学時代はバンドと野球、高校時代はバンドとサッカー、 アウトローな生活にはまる。この頃に付き合い始めた彼女(現在の奥様)の影響で、大学進学を目指すように。広島工業大学卒業後、松下電工へ入社。ネット ワークエンジニアとして、社内評価ナンバーワンのポジションを獲得した。経営基幹システム構築プロジェクトのスタッフに抜擢され大活躍。技術オタクが、経 営に目覚めるきっかけとなった。その後の1996年、社内ベンチャー制度の2号案件として、大手企業向けイントラネットシステムの構築を行う、ヴィ・イン ターネットオペレーションズを設立し、取締役副社長に就任。1997年8月、同僚3人とともに、愛媛県松山市でサイボウズを設立。代表取締役社長兼CEO に就任。企業向けグループウエア「サイボウズOffice」をリリース。2000年8月、東証マザーズに上場。2002年3月、会社設立から4年7カ月の 史上最短記録で東証2部に市場を変更。2005年3月に、同社取締役を退任し、2006年1月、アメリカオレゴン州ポートランドにて、 LUNARR,Incを設立。今秋(予定)、これまでベールに包まれていた画期的な製品をリリースする予定。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=519より)
Interview Watch インタビューウォッチ
起業
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InterviewWatch 登録日: 2015/06/05
1997年8月に、愛媛県松山市で産声を上げたサイボウズは、高須賀宣氏が松下電工の仲間3人で立ち上げたベンチャー企業である。ユーザビリティを徹底的に追求したグループウエア「サイボウズOffice」は、狙い通り国内ホワイトカラー・ビジネスパーソンに受け入れられ、サイボウズも一気に急成長。設立3年後に東証マザーズへ上場。そして2002年3月、会社設立から4年7カ月の史上最短記録で東証2部に市場を変更。誰もがうらやむ、成功したベンチャー企業経営者のひとりとなった高須賀氏はしかし、サイボウズの成長のために日々奔走しながらも、打ち明けづらいひとつの悩みを抱えるようになる。世界のトップを目指したいのだ。しかし、その実現のためには自分を犠牲にする必要がある。そんな時、ひとつの新たなオポチュニティが目の前を通り過ぎた。このオポチュニティを逃すと、一生後悔することになる……。ノイローゼ寸前になるほど悩みはしたが、高須賀氏は新たな挑戦の道を歩む決断を下す。シリアル・アントレプレナー(何度も起業する経営者)の誕生である。そして今、高須賀氏は戦いのフィールドを最初から世界に定め、アメリカのオレゴン州ポートランドにLUNARR,Incを設立。指揮を振るっている。今回は、そんな高須賀宣氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

世界と戦う挑戦を選んだ男、高須賀氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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