小黒一三おぐろかずみ
最終更新:2015-06-05
月刊ソトコト
編集長 - 1950年 / 東京都出身
1950年東京都生まれ。武蔵高校から慶應義塾大学法学部へ進学。卒業後はマガジンハウスに入社し、『月刊平凡』『ブルータス』『クロワッサン』『ガリ バー』などの雑誌編集に携わる。『ブルータス』編集部在籍中には中国、ブータン、ニューヨーク、ブラジル、アフリカなどを取材。1990年に退社後、ト ド・プレス設立。1992年、ケニアのマサイマラに、自らがプロデュースしたアフリカ人アーティスト、サイモン・ジョージ・ムパタの名前を冠したリゾート ホテル「ムパタ・サファリ・クラブ」をオープン。1995年、日本相撲協会創立70周年記念出版物『大相撲』を篠山紀信氏とともに制作。そのほか、テレビ 番組「ワーズワースの庭」「メトロポリタン・ジャーニー」、『中田語録』の編集、『スガシカオ1095』『築地』の出版など、さまざまな分野で数多くのプ ロジェクトに関与。1999年、環境ライフスタイルマガジン、月刊『ソトコト』創刊。「スローフード」「スローライフ」「ロハス」など、時代のキーワード とライフスタイルをいち早く提唱し続ける。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=471より)
Interview Watch インタビューウォッチ
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InterviewWatch 登録日: 2015/06/05
環境ライフスタイルマガジン『ソトコト』が売れている。「スローフード」「スローライフ」「ロハス」といった、快楽的エコライフの楽しみ方をいち早く日本マーケットで提唱してきたこの雑誌。ブレイクスルーとなったのは、環境博といわれた愛知万博だとか。以降、企業からの広告出稿は年々増加し、それに比例して読者数も急増。一般読者は女性比率が高いらしいが、企業や官公庁のいわゆる仕事読者層が年々数を増やしているという。 環境保護への対応が、国や企業の存続を左右するといわれているこの時代。やっぱり人間、地味や質素な生活で耐え忍ぶより、できることなら楽しいエコライ フを送りたい。そうした提案が私たち日本人のニーズにぴったりはまり、『ソトコト』は21世紀のムーブメントフラッグシップメディアのポジションを獲得したのである。 この雑誌を仕掛けたのが、マガジンハウス時代、『ブルータス』をはじめとする雑誌の名物編集者として数々の逸話を残してきた小黒一三氏。今回は、自身も快楽生活主義者を自任する小黒一三氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで、豪快にして軽妙洒脱に語っていた だいた。

『ブルータス』をはじめとする雑誌の名物編集者として数々の逸話を残してきた小黒氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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