古田敦也ふるたあつや
最終更新:2015-06-05
東京ヤクルトスワローズ
選手兼監督 - 1965年 / 兵庫県出身
1965年、兵庫県生まれ。小学校3年で地元の少年野球チーム「加茂ブレーブス」に入部し、野球を始める。このころから現在まで一貫して守備はキャッ チャー。兵庫県立川西明峰高校卒業後、立命館大学経営学部に進学。同大学野球部では、日本代表選手に選ばれるなど活躍。卒業後はトヨタ自動車へ就職し、野 球部に入部する。1988年、ソウルオリンピックに日本代表選手として出場。銀メダルを獲得した。1990年、ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団。 野村克也監督から才能を認められ、1年目のルーキーイヤーからレギュラーを獲得し、オールスターゲームにも出場。1991年、落合博満選手とのデッドヒー トの末、3割4分の打率で首位打者に。これまでにリーグ優勝5回、日本一4回を経験。1997年、2001年と日本シリーズのMVPに選ばれている。 1998年、日本プロ野球選手会の第5代会長に就任。プロ野球の未来を見据えながら、さまざまな提案、活動を行なってきた。2005年、社会人出身という ハンディを背負いながら、2000本安打、1000得点を達成。2006年の昨シーズンより、選手兼監督として東京ヤクルトスワローズを率いている。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=461より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/06/05
「現在の日本を代表するプロ野球選手は誰か?」。この質問に、筆者の私なら間違いなく「古田敦也選手」と答える。ちなみに、私は熱狂的なプロ野球ファンではない。しかし、古田氏が1998年に日本プロ野球選手会会長に就任してから選手の権利を守るために機構側と行ってきたさまざまな交渉、そしてまだ記憶に 新しいセ・パ両リーグ合併問題への抗議運動などなど。ゲームよりも、彼の球場外での活動に注目していた。プロ野球ファンでなくとも、古田氏が大きな権力と戦う姿に胸を打たれた方も多いのではないだろうか。インタビュー中、古田氏は「地域のために」「ファンのために」「大きく言えば、球界の未来のために」 と、誰かのために行動する自分の話をしてくれた。成功を果たしたベンチャー企業経営者も彼と同じように、「利他の精神」の大切さを説く方が多い。そういった意味で、古田氏が一プレイヤーという役割だけではなく、責任の重い選手会長を引き受けたり、昨年のシーズンから選手兼監督に就任した理由もわかる気がし てくる。今回は、経営者感覚を持ったプロ野球選手、古田敦也氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに 語っていただいた。

経営者感覚を持ったプロ野球選手、古田氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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