牧野正幸まきのまさゆき
最終更新:2015-05-12
株式会社ワークスアプリケーションズ
代表取締役 CEO - 1963年 / 兵庫県出身
1963年、兵庫県生まれ。幼少のころから自分の納得のいかないことには絶対に従わない性格。だだし試験などの成績は抜群で、高校は地元でも難関の公立校へ進学。アルバイトとバイクレースに明け暮れるが、成績は常にトップクラスを堅持していた。卒業後は、大手建設会社に就職。ここで、ソフトウエア開発の仕事に出合う。入社から1年半後、先輩が起業したシステム開発会社に転職。大手外資系コンピュータメーカーに出向し、システムコンサルタントとして数々の大規模プロジェクトを手がけた。その仕事を通じて、日本の大手企業向けERP(基幹業務パッケージソフト)の必要性を痛感。1994年、有志による開発プロジェクトを発足した。1996年7月、ワークスアプリケーションズ設立。起業前に立てた事業計画どおり、5年後にJASDAQ市場に上場を果たした。同社の中核製品であるERP「COMPANY」は人事・給与システムの分野でトップシェアを獲得。現在も、極めて順調な成長を続けている。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=384より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/05/12
世の中が必要としているにも関わらず、誰も手がけようとしないことがある。なぜか? それは、目の前に立ちはだかる高いハードルを恐れるあまり、多くの人 たちは普通「できるか、できないか」という思考に陥ってしまうからだ。しかし、私たち人類の過去の歴史を振り返ってみてほしい。これまでいくつもの驚くべ き発明、生活を便利にする制度や仕組みが生まれているではないか。そしていつもそこには、「できるか、できないか」という後ろ向きな思考ではなく、「やる か、やらないか」という前向きな思考を持った、ドン・キホーテのような挑戦心あふれるひとりの人間がいた。今回紹介する、牧野正幸氏もまさにそのひとりで あると言えよう。彼は、誰もが「100%失敗する」と断言した、日本版ERPをゼロから開発・販売し、約5年で国内シェアナンバーワンの製品に育て上げ た。「私がやらなかったら、誰もやろうとしなかった。それでは、日本の大手企業の国際競争力がなくなってしまうと考えたのです」。そう言って笑う牧野氏 に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

誰もが「100%失敗する」と断言した、日本版ERPをゼロから開発・販売し、約5年で国内シェアナンバーワンの製品に育て上げた牧野氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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