鈴木亜久里すずきあぐり
最終更新:2015-05-12
株式会社エー・カンパニー
取締役 - 1960年 / 東京都出身
1960年、東京都生まれ。埼玉県育ち。城西大学理学部中退。小学校時代からカートレースを始め、高校3年の18歳で全日本カート選手権のチャンピオンに。1979年から自動車レースに参戦開始。1986年、全日本ツーリングカー選手権に参戦してチャンピオン。1988年、全日本F3000選手権の総合王者となる。翌1989年のシーズンからF1に本格参戦。1990年の鈴鹿グランプリでは、決勝で3位に入賞し、日本人初の表彰台を獲得。1998年には、ル・マン24時間レースに参戦し、総合3位に入賞。その後も、船井電機がスポンサーのフナイ・スーパーアグリチーム、オートバックスとの提携による ARTAプロジェクトなどを立ち上げ、後進育成のための活動に入る。2005年11月1日、F1参戦申請を正式表明。幾多の試練を潜り抜け、2006年3 月、第1戦のバーレーングランプリのスターティンググリッドにチームカーが並んだ。日本人初、個人が立ち上げたF1チームのオーナーとして、現在も 2006年のシーズンを戦っている。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=366より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/05/12
F1レースは世界約200カ国に放映され、1レース平均で約5億8000万人の視聴者があるという。ファンの方には言うまでもないことであるが、そういっ た意味で、オリンピックや、サッカーのワールドカップと並ぶ世界的スポーツイベントなのである。ミハエル・シューマッハ選手の引退、鈴鹿サーキットの最終 開催年というニュースが話題の2006年F1シリーズ。さらにここに、日本チームとして鈴木亜久里氏が、スーパーアグリF1チームとして参戦を表明したの だ。~Born in Japan~。なんと魅力的な響きを持つ言葉だろう。日本のF1ファンにとっては、観戦のため眠れない日が増えたことは間違いない。ちなみに、F1のトッ プチームの年間運営費用は400億円を超える。様々な人や企業の応援があるとはいえ、そんな巨額の資金が必要とされるピラニアクラブに、鈴木亜久里氏は個 人オーナーとして参戦しているのだ。カートレース、ツーリングカー、F3、そして28歳でF1ドライバーとなった彼は、どのようにしてF1オーナーへの道 を切り開いてきたのだろうか。今回は、鈴木亜久里氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていた だいた。

日本人初の表彰台を獲得。現在は日本人初、個人が立ち上げたF1チームのオーナーとして活躍中の鈴木氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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