藤田 晋ふじたすすむ
最終更新:2015-05-12
株式会社サイバーエージェント
代表取締役社長 - 1973年 / 福井県出身
1973年、福井県生まれ。バンド活動に明け暮れた高校時代、元々はミュージシャン志望だったが才能の壁を自覚し断念。将来は経営者になろうと考えるように。偏差値40台だった3年の夏から猛勉強し、青山学院大学経営学部へ入学。大学在学中に、広告代理店のアルバイトで営業を初体験。大学卒業後の97年4 月、当時32歳だった宇野康秀社長(現・USEN社長)率いるインテリジェンスに就職。新入社員ながら1年で5,000万円の粗利を挙げるなど、営業として会社の売り上げ記録を何度も更新した。98年3月に退職し、サイバーエージェントを設立。クリック保証型のバナー広告事業で急成長。「2年目に上場」の宣言どおり、2000年3月、26歳で東証マザーズ上場を果たす。その後も、さまざまなメディアや新規事業を立ち上げ、現在、連結子会社33社、グループ従業員数1,464人、連結売上高432億円の一大企業に成長させた。昨年発売された自著『渋谷ではたらく社長の告白』(アメーバブックス)がベストセラーに。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=348より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/05/12
取材前、改めて『渋谷ではたらく社長の告白』を読み返した。上場直後のネットバブル崩壊の頃から、一時会社の身売りを考えたというくだりまでは、第三者の 読者としても本当につらくなるほどだ。しかし、最年少の26歳、インターネット広告会社で初の上場と、初めてづくしを自ら背負い込んだ若き経営者藤田晋氏 は、幾多のプレッシャーに耐え続け、嵐の期間を乗り切った。当の藤田氏は「当時は本当に何もわからないことばかりでしたからね」と淡々と語るが、驚くべき 強靭な精神力の持ち主といえよう。設立当初に決めた「21世紀を代表する企業を創る」という思い。この信念を常に胸に抱き、現在も日本のインターネットビ ジネスを牽引し続けるサイバーエージェントの総帥。そして、強いマネジメント力と、的確な決断力で、同社を未来へと導くアントレプレナー藤田氏に、青春時 代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

クリック保証型のバナー広告事業で急成長したサイバーエージェント設立者藤田氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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