堀 高明ほりたかあき
最終更新:2015-05-12
株式会社スターフライヤー
代表取締役社長 - 1949年 / 長崎県出身
1949年、長崎県生まれ。日鉄鉱業社員だった父の仕事の関係で、全国を転々とする。日本大学理工学部に進学。飛行機の運航システムや機体を研究する航空研究会の主将として、80人強の部員を率いた。卒業後の73年、東亜国内航空(現・日本航空ジャパン)に入社。パイロットの技術サポートを行う部署に始まり、空港部では、旧・北九州空港のジェット化も担当した。経営企画部を最後に、92年、退職。親族の会社を手伝った後、東京上空を遊覧飛行するヘリコプターサービス会社の社長に就任。救急医療を行うドクターヘリ・サービスの事業化も果たした。ライト兄弟のフライヤー号初飛行の記念日からちょうど100年目となる2002年12月17日、スターフライヤーを設立。以来、東京に家族を残し、北九州市で社長業をこなす日々を送っている。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=328より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/05/12
2006年3月16日、新北九州空港開港。その同じ日に、スターフライヤーの北九州・羽田線が就航した。フラワー・ロボティクスの松井龍哉氏がデザインを 手がけた、機体のメインカラーはブラック。「これでエコノミーなの?」と初めて搭乗した誰もが驚くほど、ゆとりのあるシートも全席ブラックの革張り。ノー ト型パソコン用の電源コンセント、個人用液晶テレビを装備し、機内でサービスされるコーヒーは薫り高いタリーズコーヒー……。しかも運賃は大手航空会社よ りも格安で、フレンドリーな客室乗務員が、最高のおもてなしの心をもってお出迎え。そんな話題性抜群のラグジュアリー・エアプレインが、日本にお目見えし たのだ。そして「北九州市や福岡県の行政や企業、地域の方々のあたたかい支援がなかったら、今、私はここに座っていませんよ」と笑顔で語る男が、同社を 53歳で起業した堀高明氏である。設立から3年をかけて、地域の思いと我が思いを見事に一致させ、ゼロから航空会社を立ち上げた堀氏に、青春時代からこれ までに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

ライト兄弟のフライヤー号初飛行の記念日からちょうど100年目となる2002年12月17日、スターフライヤーを設立した堀氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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