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大平貴之おおひらたかゆき

最終更新:2015-12-10

有限会社 大平技研
代表取締役 - 1970年 / 神奈川県出身

1970年、神奈川県生まれ。小学校の頃からプラネタリウムづくりを始め、日本大学生産工学部機械工学科在学中の1991年、個人としては世界初となるレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」を完成させる。同大学院理工学研究科精密機械工学専攻を経て、ソニーに就職。その後もプラネタリウム製作にかける情熱は冷めることがなく、帰宅後の時間や休日にプラネタリウムづくりを続け、1998年に、当時世界最高の170万個の恒星を投影可能で、重量わずか27㎏の移動式プラネタリウム「アストロライナー2(後のメガスター)」を個人で完成させた。2003年にソニーを退社しフリーランスとなる。2005年2月、有限会社大平技研を設立し、代表取締役に就任。セガトイズと共同で、家庭用プラネタリウム「ホームスター」を開発。その後もプラネタリウム「メガスター」シリーズの開発をメインに、各種プラネタリウムシステムの企画、開発、製作、上映活動を展開している。現在、東京大学特任教員、和歌山大学客員助教授。著書に『プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星、そしてその後(改訂版)』(エクスナレッジ)がある。※メガスターシリーズのフラッグシップ機で投影星数2200万個を誇るモンスターマシン「SUPER MEGASTAR-II」が、千葉県立現代産業科学館(TEL:047-379-2005)で上映中(展示期間:2010年8月6日~17日)。 (http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=1033より)

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InterviewWatch 登録日: 2015/12/10

7畳間の自宅の部屋で生まれたプラネタリウムが、 投影星数2200万個を誇るモンスターマシンへ進化!

インタビュアー:菊池徳行

「アマチュア、しかも個人には絶対に不可能」と言われていた、レンズ式プラネタリウムを、紆余曲折を得ながらも、たったひとりで開発してしまった日本人がいる。それも大学生の時に、だ。俳優・唐沢寿明氏が「世界一のプラネタリウム」と語った、ネスカフェゴールドブレンドのCMを覚えている人も多いのではないだろうか。あの共演者が、大平技研の代表取締役を務める、プラネタリウム・クリエーター・大平貴之氏である。そして、大平貴之氏が開発したプラネタリウム「メガスター」は、世界最高性能のプラネタリウムとしてギネスブックに認定され、今も世界中の天体ファンから熱い支持を受け続けている。「素人ゆえの大胆な挑戦が、可能を証明したケースがたくさんあると思います。不可能を決めつけることができるのは、神様にしかできないこと。それを人間が証明するのは、とても傲慢なことなのではないでしょうか」。今回はそんな大平氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

「アマチュア、しかも個人には絶対に不可能」と言われていた、レンズ式プラネタリウムを、たったひとりで開発した日本人 大平氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。

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