河野貴輝かわのたかてる
最終更新:2015-11-17
株式会社ティーケーピー
代表取締役社長兼CEO - 1972年 / 大分県出身
1972年、大分県大分市生まれ。物心ついた頃からエジソンが好きになり、理科少年になる。小学生時代、祖父の経営する店で手伝いをし、商売に引かれる。中学生時代はアマチュア無線に熱中。大分県立大分雄城台高校から慶應義塾大学商学部に進学。学生時代、アルバイトでためた資金で株式投資を始め、痛手を被ったことで勉強不足を自覚し、財務会計ゼミで学ぶ。この世界でプロになることを目指し、卒業後は「目的別採用」を導入していた伊藤忠商事に就職、為替証券部に配属。4年間、ディーラーとして活躍した後、日本オンライン証券(現・カブドットコム証券)の設立にかかわる。2000年、上司とともに退職し、上司が代表として設立したイーバンク銀行(現・楽天銀行)に4年間在籍、取締役営業本部長などを歴任。2005年、独立し株式会社ティーケーピー(TKP)設立。現在、全国各地で500室を超える貸会議室の運営のほか、研修に必要な要素の手配など周辺事業の拡充に取り組み、急成長を続けている。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=1004より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/11/17
2010年4月に行われた、民主党政権による「事業仕分け」第2弾。その会場となったのが、貸会議室事業を手がけるTKPの運営する「TKP東京駅日本橋ビジネスセンター」だ。使われていないオフィスビルや結婚式場、ホテルなどのスペースをいかにキャッシュ化するか。TKPは、その命題に金融の知見やITを活用して事業化に成功、設立5年で売上高35億円と急成長している。いまでは日本全国の主要都市に直営、運営受託含めて500室を超える貸会議室を展開している。成功の要因には、不動産物件をできるだけ安く調達し付加価値をつけて提供するノウハウと、無理な投資をいっさい行わずに拡大させる事業モデルを確立させたことで、"売り手よし、買い手よし、世間よし"の"三方よし"を貫いていることが挙げられる。そして、貸会議室という"OS"の上に、研修プログラムや講師派遣、什器レンタル、弁当のケータリング、利用客の交通や宿泊の手配など、様々な"アプリケーションソフト"を乗せて提供。2013年に売上高100億円を目指す。今回は、そんな事業を展開している河野氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

日本全国の主要都市に直営、運営受託含めて500室を超える貸会議室を展開している株式会社ティーケーピー河野氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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