藤田和芳ふじたかずよし
最終更新:2015-10-29
NGO 大地を守る会
会長 - 1947年 / 岩手県出身
1947年、岩手県生まれ。上智大学法学部卒業後、建築系の出版社に勤務。1975年8月、学生運動指導者の故・藤本敏夫氏とともに、有機農業の普及をめざしてNGO(非政府組織)大地を守る市民の会(現・大地を守る会)を創立。1977年11月、同会の流通部門として、社会的起業の先駆けとなる、株式会社大地(現・株式会社大地を守る会)を設立した。以来、有機農業運動をはじめ、食糧、環境、エネルギー、教育、世界平和などの諸問題に対する活動を展開し、国内外の生産者との連携も深めている。現在、NGO大地を守る会会長、株式会社大地を守る会代表取締役社長を兼務。また、「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表、アジア農民元気大学理事長なども務めている。著書に『ダイコン一本からの革命』(工作舎)、『農業の出番だ!「THAT’S(ザッツ)国産」運動のすすめ』(ダイヤモンド社)など多数。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=918より)
Interview Watch インタビューウォッチ
起業
人生
InterviewWatch 登録日: 2015/10/29
農薬や化学肥料に頼らない、有機野菜が売れている。おいしくて、体に安全なのだから当然だろう。しかし、大地を守る会が生まれた今から35年前、この取り 組みは生産者からも、流通業者からも「無理だ」といわれていたのだ。社会的起業のさきがけと呼ばれ、現在、9万1000人の消費者と2500人の生産者をつなげる一大ネットワークとして、大地を守る会を育て上げた藤田和芳氏は言う。「環境に負荷を与えない生産活動を推進し、大地も、川も、海も、ひいては人々の健康な体を守るため、この活動を通じて、これからも日本の農業をしっかりと支えていきたい。絶対に、この旗を降ろすわけにはいきません」。今回は、そんな藤田氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

社会的起業のさきがけと呼ばれる「大地を守る会」の会長藤田氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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