堤 純也つつみじゅんや
最終更新:2015-10-29
株式会社アクロディア
代表取締役社長 - 1965年 / 神奈川県出身
1965年、神奈川県生まれ。父の勧めで、小学生時代から医学部志望。県立小田原高校に進学し、医学部を目指すが、推薦制度への応募に合格し、慶應義塾大学理工学部数理科学科へ進学する。日本初の人工知能言語システムを開発した、中西正和研究室で人工知能を研究。修士に進んだ頃から、コンピュータ業界でのアルバイトを始める。その後、慶應義塾大学大学院博士課程に進み、カーネギーメロン大学主任研究員など務める。 (在学中の1991年、友人が社長を務める株式会社エイチアイに入社。ネット携帯電話黎明期に開発した3Dエンジンが、会社の経営危機を救うスマッシュヒットとなる 。2002年、エイチアイの取締役副社長兼Chief Technology Officerに就任。2004年、エイチアイの取締役を退任。同年7月、株式会社アクロディアを設立し、代表取締役社長に就任する。2006年10月、東証マザーズに上場を果たした。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=908より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/10/29
携帯電話の機種変更をした後、前機種との操作性の違いにとまどった経験がある方は多いだろう。これは、携帯電話機メーカー各社が、それぞれ独自の UI(ユーザーインターフェース)を提案することで、顧客を囲い込む戦略を進めた弊害といえる。しかし、ユーザーはただ、自由に、便利に、たくさんの優れた携帯電話の機能を使いたいのだ。メーカーの思惑と、ユーザーの願いの間に存在する問題を解決するために、立ち上がった男。それが、株式会社アクロディアの堤純也氏である。「もちろん、シニアも小学生も、会社員も主婦だって使う携帯電話ですから、万人が最適と感じるUIなど存在しません。ならば、OSとアプリケーションの間でミドルウエア機能させ、UI自体を抽象化し、好みの使い方を自由に選べるようにすればいい。当社の製品“VIVID UI”が、そのソリューションを実現しました」と語ってくれた堤氏。今回は、そんな堤氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

メーカーの思惑と、ユーザーの願いの間に存在する問題を解決するために、立ち上がった男、堤氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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