横井啓之よこいひろゆき
最終更新:2015-10-29
株式会社ABC Cooking Studio
代表取締役社長 - 1964年 / 静岡県出身
1964年、静岡県生まれ。両親が共働きだったため、帰りの遅い母に代わり、小学生の頃から簡単な料理をつくり、弟たちに食べさせていた。高校卒業後、食品メーカー、建設業、アパレルショップ、化粧品販売など、様々な職場を転々とし、知人から紹介された高額食器販売の仕事に行きつく。1984年、藤枝市に食器販売の店舗をオープン。その活動の中で、料理ができない若い女性があまりに多い実情に気付く。翌年、21歳で初心者のための料理教室「ABC Cooking Studio」第1号店をオープン。口コミで人気が広がり、その後、静岡県内、愛知県、神奈川県へと進出。1999年、ガラス張りの大型スタジオをオープンした、大宮ロフト店が大ブレイク。大手流通系企業からの出店誘致が激増し、店舗数をいっきに拡大していった。今では全国105カ所、会員数は22万人を超えている。生徒の声から新たなサービスを創出し、2005年、「食育」をコンセプトにした「abc kids」を、2007年、男性も通える「+m」をスタート。婚活ブームも手伝って、男性会員も急増中だとか。最近では、「おふくろの味」を若者に伝えるためのプロジェクトも始動。「世界中に笑顔のあふれる食卓を」という企業理念のもと、海外展開への挑戦も計画している。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=853より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/10/29
清潔感あふれる白を基調としたキッチンスタジオ。その多くがガラス張りのため、道行く人の多くが振り返る。スタジオの中では、若い女性講師と、若い女生徒が、和気あいあいと料理をつくり、調理後の試食で盛り上がる。今では全国105カ所に店舗網を持ち、会員数はなんと22万人超。それが、料理ベタでも気軽に通える料理教室、“ABC Cooking Studio”だ。この料理教室を1985年、21歳で立ち上げ、現在も同社の代表を務めるのが、横井啓之氏である。「20歳の頃、食器販売の仕事を始めました。その活動の中で、料理ができない女性があまりに多い実情に気付き、これでは世の男性たちがかわいそうだと。そんな思いが強くなった。で、最初は顧客サービスの一環として、材料費だけもらって料理づくりを教えるようになったんですよ」と起業前の思い出話を語ってくれた横井氏。今回は、そんな横井氏 に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

料理ベタでも気軽に通える料理教室、“ABC Cooking Studio”社長 横井氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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