佐藤崇弘さとうたかひろ
最終更新:2015-10-21
株式会社ウイングル
代表取締役CEO - 1980年 / 福島県出身
1980年、福島県生まれ。県立福島高校卒業後、医大を目指すが2度の受験に失敗し、医者の道を断念。心機一転、起業を志し、県立宮城大学事業構想学部へ進学する。同大学在学中に、米国NASDAQ市場でデイトレードを開始。ここで得た売買益を軍資金に、知的障がい者施設「ふれあい福祉会」を開設、代表となる。その後、高齢者施設を運営する有限会社ライフサポート、宮城県から委託された障がい者施設の第三者評価機関NPO法人総合研究所などを立ち上げる。大学卒業間際に知った、長野県庁の幹部職員募集に応募し、採用。2004年9月、田中康夫知事の下、長野県コモンズ福祉課福祉幹(課長級)に就任。7カ月後、社会参事(部長級)に抜擢されるも、2005年9月に自ら退庁。大学時代を過ごした仙台に戻り、同年12月、株式会社イデアルキャリア(現・ウイングル)を設立し、代表取締役に就任。障がい者に就労機会を提供するアウトソーシング事業を展開している。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=818より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/10/21
民間企業、国・地方公共団体などは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づいて、従業員規模に応じた一定割合数以上の障がい者を雇用する義務がある。そして、この雇用割合を満たせない企業については、、不足ポイントに応じた納付金の支払いが定められている。しかし、実際に一定割合数以上の障がい者 雇用を達成している企業は3分の1にも満たないという。そういった企業向けの障がい者の遠隔地雇用支援サービスを考案し、この社会的課題の解決に貢献しているベンチャー企業が仙台に本社を置く株式会社ウイングルだ。働きたい障がい者、障がい者を雇用したい企業双方をハッピーにしながら、自社もしっかり収益を挙げるソーシャル・ベンチャーといえよう。「戦後から50年の時が経ちましたが、当社のようなスキームは今まで無かったと思います。これからもビジネスの手法で、世界中にある様々な社会的課題を解決していきます」と語ってくれた同社代表の佐藤崇弘氏。今回は、そんな佐藤氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

企業向けの障がい者の遠隔地雇用支援サービスを考案し、この社会的課題の解決に貢献しているベンチャー企業設立者佐藤氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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