井戸 実いどみのる
最終更新:2015-10-08
株式会社エムグラントフードサービス
代表取締役 - 1786年 / 神奈川県出身
1978年、神奈川県川崎市生まれ。小学生時代の夢は、プロ野球選手かすし職人。中学で自身の野球のレベルを痛感し、自然と夢のベクトルはすし職人へと傾いた。地元の工業高校卒業後、できるだけ早くカウンターに立てる店を探し、「築地すし好」に入社。約3年間勤務した後、店舗開発のノウハウを学ぶため「牛角」を展開するレインズインターナショナルへ転職。その後、業態開発、飲食店経営者支援会社など2社を経て、2006年、雇われ社長として“株式会社まいど”の代表取締役就任。26歳で、「ステーキ&ハンバーグ いわたき」など6店舗の経営を任される。同年、自身で株式会社エムグラントフードサービスを設立。株式会社まいどから、飲食店計8店舗の経営権を買い取るかたちで、郊外ロードサイド型居抜き専門飲食店経営をスタート。現在、設立3年目にして、7業態、35店舗の飲食店を経営している。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=761より)
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InterviewWatch 登録日: 2015/10/08
2007年から、大手ファミリーレストランチェーンの撤退が相次いでいる。リストラクチャリングを進めるチェーンもただでは事業をやめられない。原状回復など、多額の撤退費用がかかるのだから。そのマーケットの中で、多くの撤退企業から注目を浴びている企業がある。郊外ロードサイドの居抜き物件を中心として新店舗の出店を展開する“エムグラントフードサービス”がそれだ。同社の若き経営者である井戸実氏は、なんとまだ30歳。撤退店舗を安く買い上げ、再生する経営手法は当初“ロードサイドのハイエナ”と呼ばれたが、いまや多くのチェーンが頼りにする“ロードサイドのエンジェル”に昇格。時代を先読みした井戸氏の戦略は今のところ大当たりしている。「不透明な時代ですが、これからも必ず必要とされるビジネスモデルであることは間違いないでしょう」と語る。今回は、そんな井戸氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大いに語っていただいた。

郊外ロードサイドの居抜き物件を中心として新店舗の出店を展開する“エムグラントフードサービス”設立者 井戸氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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