近間之文ちかまゆきふみ
最終更新:2015-06-09
株式会社地域新聞社
代表取締役社長 - 1953年 / 北海道出身
1953年、北海道生まれ。地元の進学校を卒業したにもかかわらず、なぜか日本体育大学に進学し上京。体育会系とは無縁の生活が一転、器械体操部に入部 し、まさに血と汗と涙の4年間を過ごす。大学卒業後、設立わずか1カ月の幼児体育を推進するベンチャー企業に、社員第1号として入社した。スタートアップ 期の推進、新規事業の立ち上げ、経営の再建まで、8年間同社に尽くすが、経営者の嘘に落胆し退社を決意。1984年、30歳の時に、地域密着型のフリー ペーパーを発行する有限会社八千代地域新聞社を設立。1987年に株式会社化、1988年に現在の株式会社地域新聞社に商号変更している。バブル崩壊後、 経営難に陥るが、少数精鋭でこの危機を乗り切った。その後は、「人の役に立つ」を企業理念とし、順調な経営を続けている。現在、地域新聞社が発行する「地 域新聞」の配布部数は、千葉県と埼玉県の一部エリアで約170万部。昨年10月には、ヘラクレス市場に新規上場も果たしている。趣味は、読書、ボクシン グ、マラソンなど。
(http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=643より)
Interview Watch インタビューウォッチ
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InterviewWatch 登録日: 2015/06/09
まさに紙と鉛筆だけ。経験もノウハウもまったくないまま、夫婦ふたりでまったくのゼロから始めたフリーペーパー発行事業。今から24年前の1984年8 月、千葉県八千代市にある4畳半の自宅で産声を上げた地域新聞社が、昨年10月にヘラクレス市場に新規上場を果たした。創刊号はB4用紙1枚の裏表でモノ クロ版、配布部数は2万2000部だった。そこから幾多の苦難を乗り越えて、今では配布エリア49版、総配布部数約170万部を誇る地域密着型新聞社とし て成長を続けている。同社の代表を務める近間之文社長は言う。「徹底した地域密着型営業を継続したことと、宅配制度の充実が当社をここまで成長できた理 由。もうひとつ、“人の役に立つ”という企業理念を何よりも大切にしてきたことです」。そして今、地域新聞社は2000万世帯への配布実現を目標に、世界 一の新聞社になることを本気で目指している。今回は、そんな近間氏に、青春時代からこれまでに至る経緯、大切にしている考え方、そしてプライベートまで大 いに語っていただいた。

“人の役に立つ”という企業理念を何よりも大切にしてきた地域新聞社代表取締役社長近間氏の幼少時代から、現在(取材時)に至るまで、人生の軌跡をまとめたかたちのインタビュー。
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